唐松模様
谷口 雅宣・生長の家
総裁のブログ
生長の家“森の中のオフィス”に続き、同オフィスに近接し、広報・クロスメディア部職員などが執務する生長の家メディアセンター(オフィス棟、アートスタジオ棟の2棟構成)においても、年間の使用エネルギーが実質ゼロとなるゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)を実現しました。
国際本部の環境共生部の調べによると、昨年1月から同12月の集計で、同センターは太陽光発電のみで5万1157kWh を発電する一方、電力使用量は2万6871kWhとなり、発電量が電力使用量を相殺するだけでなく、2倍近く上回る結果となりました。
ちなみに、電力会社からは1万5533kWhを買電し、余剰電力の売電量は、その倍以上の3万9819kWhとなりました。
なお、電力の自給率は、蓄電池を導入していないこともあって、42.2%に止まりました。
こうした成果を生み出した同センターの省エネ対策は、大きな窓とLED照明を採用、Low-Eペアガラスと厚い断熱材で断熱効果を高め、建物の南窓から北窓に風を通すことで夏場の冷房は不要とし、冬場は太陽熱を暖房に利用するOMソーラー(オフィス棟のみ)と、電力の一切かからない薪ストーブ5台を導入して活用。
職員も小まめな省エネ行動を徹底にしてきたことが功を奏しています。
これに対して創エネは、2棟とも南向き屋根の全面(OM ソーラー部分を除く)に設置した合計60kWの太陽光発電パネルが担っています=写真。
山岡睦治・広報・クロスメディア部部長は、「この地の日照が非常によく、太陽光発電による発電量が建設時の想定以上であったこと、寒冷地でありながら薪ストーブで暖房に電力がかからないことが、ゼロ・エネルギー・ビル実現に貢献しています。これに蓄電池が導入できれば、電力の自給率は相当上がるはず」と話しています。
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