唐松模様
谷口 雅宣・生長の家
総裁のブログ
2013年7月の落慶以来、これまで5,882人(7月末現在)が“森の中のオフィス”を来訪。生長の家の会員・信徒はもとより、他教団、建設関係者、NPO法人、地元住民など各界からの見学者が、オフィスの木造建築の迫力や自然エネルギーの運用の様子を目の当たりにして、驚きや感動の声を寄せています。
一昨年の落慶式以来、これまで、“森の中のオフィス”には、海外、国内59教区、本部直轄練成道場、関係団体から5,426人(7月末現在)の見学者が訪れました。
見学者からは「FSC認証材やバイオマス発電など、ここまで環境に配慮していることに感動」「教区の仲間にも見せたい」など多くの感動の声が上がっているほか、「自動車メーカーのように、小学生の見学も受け入れて啓発すると良いのでは?」という意見も寄せられています。
これまで、立正佼成会、金光教、PL教団、解脱会が来訪。中でも、生長の家がISO14001の認証取得で協力するなど環境の分野で交流の深い立正佼成会は、県内の同会教会からも含め、6回来訪。落慶式の翌月の2013年8月には、庭野光祥(こうしょう)・次代会長がオフィスを見学し、「私たちの活動でも、ぜひこれらの取り組みを参考にさせていただきたい」と感想を述べられました。
また、昨年6月には、仏教界の情報誌『週刊仏教タイムス』を発行する仏教タイムス社が「生長の家“森の中のオフィス”見学研修会」を企画。孝道教団、真如苑、世界救世教いづのめ教団、智山伝法院など、7団体が来訪し、「宗教者が環境問題で協力する必要性を実感した」などの感想が寄せられました。
“森の中のオフィス”の設計・施工を担当した清水建設(株)の幹部・社員や、建築関係の企業、国際本部の取引銀行の幹部・社員らが来訪。東日本大震災の被災により、新教化部会館の建設に取り組む茨城教区の建設関係者も視察に訪れました。
今年6月には、北杜市の太陽光発電を考える市民グループの招きで、原発推進派の東京電力(株)をはじめ原発メーカーの役員OBなど7名が来訪。脱原発を視野にZEBを実現した内容の『“森の中のオフィス”物語』(動画)を視聴した後、太陽光パネル、木質バイオマス発電設備、リチウムイオン電池などを見学。参加者から、「予想以上に立派な施設」「1世紀先のエネルギー運用を先取りしている」など、高い評価を得ました。山岡睦治・広報・クロスメディア部長は、「原発推進派にも一石を投じたのでは」と話しています。
2013年10月、山梨県韮崎市に本部を置く一般社団法人「自然エネルギー普及協会」(山梨県韮崎市)の勧めで、アフリカ・ケニア共和国大使館のベン・H・O・オグトゥ特命全権大使が来訪。同国の電力供給には、インフラがほぼ不要の自然エネルギーが不可欠であるとし、オフィスの電力設備を参考にして取り組む意欲を見せました。
昨年11月、山梨県北杜市で都市と農村の交流事業を展開するNPO法人「えがおつなげて」(曽根原久司・代表理事)のメンバーと、同NPO法人が協力している三菱地所グループの社員ら合計50人が来訪。また今年1月には、山梨県立大学学長、山梨県県有林課、“森の中のオフィス”のコピー用紙と機関誌『生長の家』の印刷紙(いずれもFSC森林管理認証を取得)を販売する「やまなし森の紙推進協議会」のメンバー合計9人が訪れました。
地元、山梨県民の見学も受け入れていますが、最も多いのは、国際本部職員が、自治会や地元住民と懇意になり、オフィスを紹介するケース。見学者の多くが、「ここまで環境に配慮しているのはすごい」と讃嘆しています。
今年4月、北杜市内で工務店を営む男性(60)が、国際本部職員と同じ自治会に所属する友人の紹介で来訪。オフィスに感動する一方、生長の家の教えにも興味を抱き、今年9月の山梨教区講習会に参加する予定です。
オフィスの見学を通して、新たな伝道の可能性が生まれています。
携帯電話からご覧いただくには、上記QRコードを読み取ってください。